アットワークは今までにひととおりの工法において設計、監理をおこなってきました。
そしてそのたくさんの経験から結論としてこの首都圏エリアで住宅という用途で建築する場合に限れば、
①地震等の災害時における構造体としての安定性
②品質を保つための工法としての技術的な安心性
③プランニングやデザインへの応用性
④コストバランス
この4点においてアドバンテージが高いものがツーバーフォー工法だと考えています。
なお、ツーバイフォー工法を採用することによるデメリットについては、各構造基準やツーバイフォー協会などの工学的基準を満たすことはもちろん、さらに必要な部位につき弊社独自の考え方に基づいてより一層の注意をはらった設計・施工を心がけています。
一例として、この工法の壁となる構造用壁合板には通常使われる厚さ9mmの板材ではなく12mmのものを標準的に取り入れています。これは施工時に釘打ち機の想定以上の加圧力による釘のめり込みで合板としての性能低下を防ぐためです。